1948-07-01 第2回国会 参議院 本会議 第57号 (拍手)この不当なる暴利的價格が恰かも原價主義の適正價格のごとき錯覚を国民に與え、一般消費材價格形成の一基準をなしておりますること、更には自由労働者の闇賃金の一基準をなしておることを政府は御存じないでありましようか。良識ある政府ならば、むしろ今こそ勇敢にその値上げを断行せらるべきものであると警告を発せざるを得ないのであります。 栗山良夫